震災6日目に思うこと
震災当日の11日から、報道番組にかじりついていました。
予期せぬ非常事態に、被災地の状況を把握。
すべてのことを自粛し、震災に会われている方の痛みを少しでも自分のものにするべきでは?と
ニュースをずっと聞いています。
そして悩んでいました。
明日のなおちビレッジを開催するか否か。
一旦は中止と決めたものの、今朝になって気持ちがまとまりました。
立ち上がろう。開催しよう。
いつになっても不安と隣合わせの毎日から抜け出すことは出来ない。
ならば、嘆きや落胆や不安を前向きなエネルギーに変えよう。
今、私たちに出来ることをみんなで見つけて行こう。
私の体力と気力が続く限り、なおちビレッジを開催し続けると決めました。
次の被災地に、いつ東京がなってもおかしくない状態です。
厳しい事態はロングランで続くでしょう。
仲間で明るい気持ちや前向きな気持ちを持ち続けることが
これからの困難に出会っても、踏ん張る力に繋がると信じています。
そんな思いをさまざまな立場で受け止め、メールの返信をくれたメンバーに感謝しています。
地震によって怪我に見舞われてしまった方
ご親族のお見舞いに出向く方
不安な中子どもたちを家で待つ方
ガソリン不足で電車と車を乗り継いで来てくださる方
お一人おひとりの気持ちを大切に、明日は発表会の練習から離れて
歌って、話して、ほんのわずかなひとときを過ごしたいと思います。
来てくださる方、十分気をつけて。
自宅待機の方、ブログアップ、待っていてくださいね。
こんな風にパソコンに向かっている間にも、茨城で地震。震度4・・・
不安が募ります。
明日は国立エソラホールを9時45分に開けて待っています。
稲村なおこ♪
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コメント
そうですね、中止される必要はないと思います。
むしろ、歌い続けていくことで被災地の復興につながるものと確信しています。
当方は勤務がありますので行けませんが、やるべきことを頑張ることだけでも被災された方々のためにもなるという思いで、頑張っていくしかありません。
参加される方々にも、そのような思いを抱いて、臨んでいただければと思います。
投稿: ヒラノエクスプレス | 2011年3月17日 (木) 00時36分
当たり前のいつも通りがそこにある それだけで人は心が安定します。今、動物園も、児童館も場所により期間限定で閉鎖されています。歌うことで精神疾患の予防にも事例があります。音楽療法はそういうことからも起源されています。
誰かと一緒な時間と歌うこと・・・とても大事です。
なおちビレッジの皆さまの歌う時間、通う時間だけでも、余震がこないように・・・
投稿: みわこ | 2011年3月17日 (木) 05時52分
みわこちゃん
お陰さまで余震もなく、無事開催。
皆さん、笑顔で帰られました。
私が一番元気をもらった・・・感じです。。。
投稿: なおち | 2011年3月17日 (木) 14時50分
ヒラノエクスプレスさま
開催を思い切るのに今回ばかりは悩みました。
主宰するという立場にいつも突きつけられる、命を預かるという責任。
今回の決断で、揺るがない何かが芽生えたようです。
投稿: なおち | 2011年3月18日 (金) 23時14分